松尾淳之介選手(体育学部競技スポーツ学科2年次生)

悔しさを糧に確かな成長 箱根路で昨年のリベンジを

――前回の箱根駅伝後、どのような目標を持って今シーズンをスタートさせましたか?
昨年度は三大駅伝の中で箱根駅伝だけに出場しましたが、4区で区間12位。チームメートに迷惑をかけてしまいました。次の箱根駅伝でしっかり戦うためにも、もっと力をつけて、トラックシーズンから結果を残したいと考えていました。目標としていた5月の関東インカレでは10,000mに出場し、自己ベストに近い29分2秒86で8位に入賞できましたが、自己ベストを更新できなかったことには悔いが残りました。また、6月の全日本大学駅伝予選会でもチームが総合2位で突破できたことはよかったのですが、個人的には4組目で20位。まだまだ力不足だと感じました。
――そのような状態の中で、夏の期間はどう過ごしましたか?
夏合宿では駅伝シーズンに向けて長い距離を走れる力をつけようと、決められた練習メニューにプラスして、自分でジョッグにも取り組みました。昨年の8月はけがもあって月間走行距離は700km程度でしたが、今年の8月は900~1,000kmほど走ることができました。その成果が表れて、日本インカレでは10,000mで28分50秒94をマークすることができましたし、2週間後の日本体育大学記録会5,000mでは13分56秒07と、いずれも自己新をマークしました。10,000mは昨年10月に出した自己ベストを更新したいとずっと思っていて、5,000mは高校1年のころから「13分台を出せるよ」と言われながら出せていなかったので、ようやく記録が出てほっとしました。
――いい流れで駅伝シーズンに入っていったわけですね。出雲は3区で4位。優勝メンバーに名を連ねました。
出雲駅伝は優勝できるメンバーだと感じていましたが、実際に勝てて本当にうれしかったです。ただ、個人的にはトップでタスキを受けたにもかかわらず、2チームに抜かれてしまいました。両角駅伝監督からは、「先頭が見える位置で次につないでほしい」と言われていて、その指示は守れましたが……やはり満足はできませんでした。チームでも6人中4人が区間賞で、館澤(亨次)も区間2位。好タイムを持つ選手が集まった4区だったとはいえ、チームで自分だけが区間4位だったのは悔しかったですね。その後、大腿骨の付け根に痛みが出てしまい、練習を一時中断することになりました。全日本大学駅伝のエントリーメンバーには入っていましたし、軽症だったので出場を目指すこともできたのですが、両角駅伝監督から「全日本は無理をせず、箱根を走ってもらいたい」と言っていただいて、気持ちはすぐに箱根駅伝に切り替えていました。
――自分の武器はどのようなところだと考えていますか?また、箱根ではどんな走りが目標ですか?
前半から思い切って飛ばしていき、苦しくなっても粘れるところが武器だと感じています。今季は春先からさまざまなレースや練習で悔しい思いをしましたが、その都度課題を見つけ、「次は頑張ろう」と成長につなげることができました。全日本大学駅伝でチームは総合2位に終わったので、箱根駅伝では昨年のリベンジをするとともに総合優勝を果たしたいと思います。





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