館澤亨次選手(体育学部競技スポーツ学科2年次生)

「上級生がいなければ今の自分はない」箱根駅伝で誓う恩返し

――今年は関東インカレ、個人選手権、日本選手権の1,500mで優勝し、個人3冠を達成しました。振り返ってみてどんな一年でしたか?
1年次生のころから持ち味のスピードを生かせる1,500mに挑戦したいと思っていました。両角駅伝監督や西出ヘッドコーチに相談して、4月から本格的に取り組み始めました。当時は3冠を達成できるとは到底思っていませんでしたが、関東インカレで優勝したことで大きな手応えを得られました。自分の感覚通りに走れば優勝できるという自信を手にしたレースになりましたね。結果が出たことで今まで以上に走るのが好きになりましたし、精神的にも飛躍できたと思います。これだけの成果を出せたのも両角駅伝監督をはじめスタッフの皆さん、チームメートのおかげなので、これからも結果を残して恩返ししていきたいです。
――今年の夏合宿でのテーマはありましたか?
駅伝シーズンでも結果を残すために、長い距離を走り切るスタミナをつけることがテーマでした。今年の夏合宿は1カ月間走り続けたので、精神的にも体力的にもとても厳しい合宿になりました。その分終わった後は達成感を感じることができ、本当によい時間を過ごせたと思います。昨年度よりも走行距離は伸びたので、駅伝シーズンが楽しみになりました。
――出雲駅伝では2区2位、全日本大学駅伝では3区区間賞という結果でした。この好成績は箱根駅伝への自信につながるのではないですか?
出雲駅伝での総合優勝はうれしかったのですが、得意とする距離が短い区間を任せてもらったにもかかわらず、区間2位に終わりました。周りの人が頑張ってくれたからこその優勝だったので、心の中では素直に喜べていません。他大学との差を広げるのが自分の役割だったと反省しています。しかし、この悔しさがあったからこそ全日本大学駅伝には慢心せずに挑むことができました。昨年同じ区間で区間賞を取っていたので自信もありましたし、「区間賞以外はだめだ」という気持ちでスタートラインに立ちました。しかし、チームを優勝させる走りができたかといわれれば、それはできていない。さらによいタイムで後続を引き離しておかないといけませんでした。そう考えると今年は満足した駅伝がありません。この2レースでの悔しさを箱根駅伝にぶつけたいと思っています。
――2度目の箱根路に向けて意気込みを教えてください。
昨年度の箱根駅伝では、僕ら1年生の失敗を4年生が救ってくれました。10位に入り、ぎりぎりでシード権を獲得できたおかげで、出雲駅伝に出場することができ、優勝できました。本当に感謝しています。今年度の4年生もまた頼りになる存在です。常に練習を引っ張ってくれていて、「自分たちが4年生になったとき、こういう先輩になりたい」と感じる大きな存在です。上級生のおかげで今季の結果や今の自分がいるので、このチームで戦う最後のレース、箱根駅伝では総合優勝で先輩たちを送り出したいです。そのためには、まずは長い距離への対応力をつけてメンバーに入らなければなりません。スタートラインに立てたら、チームの流れを加速させる積極的な走りをして区間賞を獲ります。

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