春日千速選手(理学部数学科4年次生)

けがからの復帰 恩返しの走りを箱根路で

――大学生活で最後となった夏合宿の調子はいかがでしたか?
4年目となり、厳しいトレーニングをした次の日もしっかり走れるようになってきたので、体が強くなっていると実感していました。ただ、合宿の後半で左大腿骨を疲労骨折してしまい、残念ながら出雲駅伝、全日本大学駅伝は出場できませんでした。それからしばらくリハビリ期間が続きましたが、すでに完治しています。今は箱根駅伝にピークをもっていけるよう調整しているところです。
――主将としてチームを率いる中で目標に掲げているテーマを教えてください。
今シーズンはずっと、「打倒!青山学院大学」と掲げてきました。レースで勝つことはもちろんなのですが、青山学院大学の練習内容やチームの雰囲気といった情報は入ってくるので、「青山学院大学の選手がこれくらい走っているから自分も頑張ろう」と、常に対戦相手を意識してきました。一方で、「意識しすぎてしまった」結果が全日本駅伝での敗戦という形で出てしまいました。青山学院大学の選手が早い段階で遅れていたのだから、先頭争いしていた神奈川大学や東洋大学などを意識してレースを展開しなければいけませんでした。神奈川大学にはアンカーに鈴木健吾選手(4年)という大学駅伝界を代表するランナーが控えているのですから、川端にリラックスした状態でスタートラインに立ってもらうためにも、神奈川大学との差をもっと広げておく必要がありました。敵は青山学院大学だけではないと見せつけられたレースだと思います。
――全日本大学駅伝が終わった後、メンバーにはどのように声をかけましたか?
選手たちは負けた原因がしっかりわかっていることもあり、それほど落ち込んではいませんでした。「声をかけてあげないと」という雰囲気でもなかったですね。湊谷には今回復帰して最初の駅伝に好走してくれたので、「戻ってこられてよかったな」と声をかけました。レース中は、自分が走りたかったという気持ちと、「自分がここを走っていたらどういう走りができたのかな」と想像しながらレースを見ていました。
――いよいよ箱根駅伝を迎えます。春日選手にとっては東海大のユニフォームを着て走る最後の駅伝ですね。
出雲駅伝も全日本大学駅伝も1回ずつ経験しているのですが、やっぱり箱根駅伝は特別です。チームとしての意気込みも、周りの盛り上がり方も他の駅伝とは違います。特に今年は、僕が箱根駅伝に間に合うよう、様々な方が力を貸してくださっています。予想以上に早く回復して走れているので、結果で恩返しをしたいです。今年度のはじめから目標は「箱根駅伝総合優勝」と掲げていますが、全日本大学駅伝では優勝を意識しすぎて自分たちの走りをすれば勝てるという意識が少し希薄になっていました。基本を忘れず、地に足をつけた走りでレースに臨みます。





→ 選手一覧に戻る

このページのトップへ